ワークショップ終了しました♪

マルニ友禅工房型染ワークショップ、昨日無事に終了いたしました。
いらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました♡

マルニは作務衣代わりの綿麻しじらで。
今回のワークショップで染めていただける半衿と麻の八寸帯です(^ ^)
中は衿付きの麻半襦袢を筒袖のまま、ステテコにサボを履いて。
作業着なので快適なら何でもありです。

IMG_8328.jpg

やり方をざっと説明したら、練習用の生地に各々お好きな型で試し染め。
最初はにじんだりしても、だんだん皆さんコツをつかんでいかれます。
こちらの方は精製インド藍ペーストで。
上手い!
試し布の時点で、ご自分で配置を考え、ぼかしを入れて、にじむことも無くキレのある仕上がりです。

IMG_8270.jpg

こちらは柳の型をいろんな色で試してから、いざ半衿へ。
生地は近江縮です。

IMG_8272.jpg

皆さん、どんどん集中していかれるのが見ている私にも伝わってきます。
ものづくりの醍醐味です。

IMG_8276.jpg

IMG_8275.jpg

一番先に仕上がったのは小学生の姉妹。
このお二人は、どんどん自分で考え、工夫し、ものすごく情熱的に自由に楽しんでくれていました。
嬉しかったなあ。。。

IMG_E8308.jpg

IMG_E8310.jpg

千鳥の型をクマちゃんの横顔に見立てて、チューしてるんですよ!
可愛い。。
可愛すぎる。。(T T)
お家に帰ってから、試し布でお姉ちゃんはポーチを、妹ちゃんはお人形の洋服を作ったんだそうです。
アーティストです♡

男性も負けていません。
琳派の水面の型を選ばれて、「ピンクにしたいんです」と♪
洒脱なデザインで一世を風靡した光琳もあちらで喜んでいることでしょう(^ ^)

IMG_8288.jpg

麻のショールを選んだ方は、独特な感性です。
背紋のように、名物裂荒磯文様をどかんと。
裾には水面を。
マルニは個人的に大好きな感じでした。

IMG_8281.jpg

IMG_8286.jpg

そしてなんと、秋田からマルニの帯を締めていらして下さった方も♡
何度もメールでやりとりしていた方が実際に目の前に。。。
懐かしい恋人に再会したかのような、不思議な気持ちでした。
マルニの銀の雪文様紫紺色の帯に、青竹色のお着物が鮮烈で。
帯揚げ帯締め帯飾り、ショールのセレクトがなんとも素敵で。。。
そして割烹着で集中なさっているお姿が美しかった~。

IMG_8302.jpg

IMG_8298.jpg

IMG_8273.jpg

IMG_8297.jpg

この日のマルニからのプチプレゼントは、山形で1番狭いタルトのお店 ピィラッカ~piirakka tart&quiche~さんに作っていただいたチドリのクッキー。
美味しいのはもちろんですが、チドリの完成度が高い!
職人です。
気がちゃんとここに入っているのがよく分かります。

IMG_8364.jpg

染めの技法や今回の文様の歴史、意味合いなどもお伝えしたくて資料を作ってまいりましたが、ぜんぜん時間が無かった(^ ^;)
不手際ばかりでしたが、参加者の皆さまのおかげてマルニはとてもとても幸せな一日でした♡
手を動かして何かを生み出すということ。
勝ち負けじゃない、正解もない。
自分との対話。
自由。

〝布を染める”という喜びを共有してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次のテーマは「月の野」の予定です♪

型染めワークショップin山形、開催します♪

えーと、、、一年以上空いてしまいました(^ ^;)
こっそり再開いたします♪

さて、今日はワークショップ開催のお知らせです!

『マルニ友禅工房の図案を型で染める~水辺の文様~』
詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24

IMG_E8171s.jpg


型を使って簡単にマルニの図案が再現できちゃいます。
何種類かの型を組み合わせて、自由に配置し、色を考えて、ご自分だけの一点を作ってください。
お着物を着る方は近江ちぢみの半衿をどうぞ♪
柳ひと枝も良し、貝殻を散らすのも良し、チドリを飛ばすのも良し。。

IMG_E8154.jpg

そして麻八寸帯も!
マルニが染めたかのような帯が、あっという間にご自分でできちゃいます。
夏はやっぱり苧麻、そして八寸が楽ですよね❤

IMG_8140s.jpg

お着物を着ない方には、ランチョンマットや風呂敷、ミニトート、扇子などご用意しています。
男性もぜひどうぞ。
奥様へのプレゼントにもぴったりです。(^ ^)

IMG_81721s_20180622115435ab6.jpg

ハンカチ用のヘンプ布もあり。
ヘンプなら、、、ということで、インド藍ペーストで染めることもできます。

IMG_8173s_20180622115433086.jpg


型染めワークショップin山形は、月1回くらいを予定しています。
お近くの方、ご参加をお待ちしております❤

詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24


→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物へ にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ

古典柄が大好きな方のための檜扇帯

またすっかり間が開いてしまいました。
少し前になりますが、お誂えのご紹介です。

「とにかく古典が好き!」とおっしゃる方のための檜扇帯。
古典と言ってもさまざまあり。。
自分の中でなんとなく出来上がっていた「古典」を、じっくり見直す制作でした。

図柄については、、
檜扇は古典文様の一つで、私もこれまで何度も染め、私なりの定型のようなものも出来上がっていました。
が、今回はそれを一度壊し、文様化された檜扇でなく本物の古い檜扇を1から見直しました。
檜扇ひとつ調べても、歴史、政治、思想、感性、、いろいろと表れてるものですね。
また必ずそこには、人間の「祈り」みたいな感覚が入っています。
そして衣類として図柄として、着る方に、着物に、場に沿うように再構築。
デザインなので、本物に近ければ良いということではけしてないのですが、例えば紐の色数とか要の形とか、、要所で本物に倣うと、私の浅知恵では絶対に出せない古典という時間の深みみたいなものを、お借りできるように感じます。



技法については、、
冴えた糸目糊の線の美しさが友禅染の真骨頂であり、ゴム糊でそれを引き継いだすっきりとした染めが、現代の友禅の主流かと思います。
私が師匠から受け継いだのは、もち米糊のやわらかい線に顔料仕上げを丁寧に施す染め。
現代ではあまり見なくなった染めですが、刺繍に通じるような?目に快感があるように感じます。



上品で端正な銀鼠の一越色無地に合わせてくださるそうです。




→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物へ にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ

桃太郎さんの帯、お誂え♪

掲載のご了承をいただきました、お誂え帯のご紹介です。

「桃太郎さんの荷車を」
「当工房の火焔太鼓の柄のようなかっちり古典的な感じで」
「宝尽しを詰めて」
「前柄の関東巻側には猿、犬、雉」
「関西巻側には汎用性のある宝尽くし」
「地色は春らしい感じでお任せ」
「着て行くのは主に観劇(もちろん桃太郎♪)」

というご注文でした。
桃太郎さんの荷車を図案に!
初めてです。
でも、当工房の火焔太鼓や宝尽くしの雰囲気で、とお伝えくださったので、すんなりとイメージが湧きました。

kaenndaiko3brog.jpg

20130331_c7f47a.jpg

合わせる予定のお着物を伺うと、

「帯にお着物を合わせます」

とのこと。
それでは心おきなく図案作りです♪
とはいえ、他の制作のいろんな工程が次々に巡ってくるなか、じっくりと時間をかければいくらでもかけてしまう図案作りはそうすんなりとは進みません。
ここが一番大事なところなので、焦らず時間の許すかぎり気のすむまで取り組みます。
だいぶお待たせした末に一度図案をお送りし、OKをいただきましたが私自身気に入らないところがあったので描き直してまたお送りし。。

その間も、細かいところのご希望をメールで確認していきます。
例えば幟に何を書くか?とか、犬猿雉はどんなタッチで描くか?とか。。
商品としてプロの方からのご依頼の際は、細かく細かく打ち合わせてイメージを彫り上げていきますが、一般のお客様の場合はざっくりとしたイメージを伺ったらできるだけ具体的にイメージしやすい形でご提案し、細かいところは私が判断したり、迷ったらやはり伺ったり。。

メールであっても、打ち合わせを重ねるうちにそれぞれのお客様との呼吸が自然とできあがっていきます。
だんだん他人とは思えなくなってまいります(笑)
合気道のお稽古をしていると、同じだなあといつも感じます(^ ^)

m1.jpg

m2.jpg

m3.jpg

図案が完成したら、制作は一気に進みます。
一気に進みすぎて、写真を撮るのをいつも忘れてしまうのですが。。

青花という後に消える染料(もとは露草の汁)で下絵を描き、
m4.jpg

伸子という竹製の棒で生地をぴんと張り、もち米とヌカと塩でできた糊に亜鉛を混ぜて糸目を置き、
m5.jpg

画像がありませんが、生地を長く張り、糊がだびない(溶けすぎてふやけない)湿度を見計らってふのりを煮て溶かした液体で地入れをし、
乾いたら友禅します。(色挿しのことを〝友禅する”と言います。)
m6.jpg

m7.jpg

糸目糊は、亜鉛が入っているせいで黒く見えます。
洗い流せば糊は無くなって白い線になって残ります。
線が黒いか白いかで印象はだいぶ変わります。
それを見越して色を調合し、時々裏から確認しながら友禅していきます。
m8.jpg

またまた写真を撮り忘れてますが、、
やはりもち米でできた糊で模様部分を伏せ、表面にヌカを撒いて安定させてちょうど良いところまで乾かし、いよいよ地染めです。
地色はいつも迷いどころ。。
色は乾けば変わり、蒸せば変わり、光源で変わり、これだけ地色が薄いと帯芯の白にも影響されます。
今回は、春らしい色でお任せとのことでしたので、先に「この色」と色見本を決めず、裏から図柄をながめつつ、春めいてきた房総の空をながめつつ、自由に調合しました。
画像は裏から見たところ。
地色が薄すぎて白にも見えますね。

m9.jpg

乾いたら1時間近く蒸し、洗い、乾かし、最後に顔料仕上げと金加工。
画像がだいぶとびました(^ ^;)
私が師匠から引き継いだ昔ながらの真糊友禅では、この仕上げ加工がとても重要です。
描き込みすぎて染色ならではの良さを損なわないよう気をつけながら、目に快感をあたえる表情を目指していきます。

m10.jpg

m11.jpg

仕上がってみると、このご依頼をいただくまでは思い浮かべもしなかった帯がそこにあります。

「あら、こんにちは(*^ ^*)」

といつも思います。

観劇のご予定にぎりぎり間に合ったようで、良かった~。





→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物へ にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ

お下がり小紋に黒地の鶯帯で♪

今日は茶道のお稽古。
今年初めて着物を着ました。
1月中は色無地か華やかな小紋にしようと思っていたのですが、今朝起きたらあんまり寒くて気力が無い。。
ほっこりした結城が着たい気分でしたが、所作がへたっぴなせいで膝元が乱れてしまうので、お稽古はやはり柔らかものが良く。。
低めのテンションに合わせて、叔母のお下がりの地味目な小紋を着てみました。

okeiko2016-1-24-1.jpg

角出しにしたくなる取り合わせですが、茶道なのでお太鼓で。

FullSizeRender.jpg

帯は自作の鶯。
大島の新古白生地に染めました。
パッと見は羽二重のようにも見えます。
この帯、去年の今ごろにもお稽古で締めてますね。
一年前なのに、ほんの五つ前の記事という。。(^ ^;)

茶道と言えば、昨年は市の文化祭のお茶会のお手伝いに伺いました。
お稽古歴通算十数年目にして初!
人前でお点前させていただいたのですー!!
隣町の文化祭にて盆略手前という、これ以上ない気軽なお点前でしたが、もの凄ーーく緊張しましたよ。

お着物は、、
「なんでも好きなものを着てらしてね♪」
とのこと。
社中の皆さまも気軽なお着物とのことで、私は小紋にしました。
テーマは、
「(失敗の許される)初心者らしさを前面に出す!」
やはりお下がりの小紋に綴れの帯を合わせて、小物合わせも着付けもとにかく真面目に。。

友人が撮ってくれたら、なんだかすらっと見える~\(^o^)/

bunkasai2016-1.jpg

二日目は、搬出作業でがんがん動けるように、汚れても目立たない、惜しくない黒地の小紋にしました。

bunkasai2016-2.jpg

ちなみに、一昨年の文化祭でのお運びはこちら。

ファイル_002

この年はお茶会のテーマが「さるかに合戦」♪でしたので、賑やかな楽しい~感じにしたいなと思ったのでした。

着物は、その場その場にぴたっとくる取り合わせを考えるのが楽しいですね(*^ ^*)
そしてここに上げた4枚の小紋は、どれも私の手元に来たのが20年以上前。
作られたのはもっと前でしょう。
着られる限り着て、染め変えたり、コートにや帯やお洋服や小物に変えたり、、最後の最後まで生かしたいものです。


→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物へ にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
 | HOME | OLD »»

*マルニ友禅工房*

*カテゴリー*

*最新記事*

*最新コメント*

*メールはこちらへ*

*リンク*

*カレンダー*

*過去の記事*

*最新トラックバック*

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

RSSリンクの表示