またまた大変ご無沙汰をいたしました。
今夜は禁酒日の予定でしたが、チラシを見てSoftBankからauに乗り換えようとする一人暮らしの母の電話サポートで疲れ切ったので、ちびちびと飲んでいます。
とりあえず契約はせず話だけ聞いてくるように言ったところ、雪が積もる前にとさっそく行ってきたとのこと。
見積書を写メで送ってもらいました。
まず、auでなくUQ mobileだった。
同じKDDI系列なのね。。
ここからして難しい。
それから、保存容量のGBと通信容量のGBと5Gの説明。
この説明は10回目くらいな気がするが、元理科教師の好奇心は御年80を過ぎても変わらぬらしく、忘れるたびに聞きたがる。
そしてauでんきにすると月660円安くなるとのとこと。
電気会社を変えるなら少し調べようと言うと、”auのおねーちゃんが何も変わらないと言ったから大丈夫”と言う。
そこはそれで納得しちゃうのね。。
ちょっと調べたら、融雪設備用の深夜帯のサービスに対応していない可能性がありそうでした。
最近私はネット情報など何でも疑ってかかるのが癖になってたので、”おねーちゃんが言ってたから大丈夫”にはなんだかぐっときてしまった。
学生時代、母が山形から遊びに来て一緒に渋谷を歩いていた時、ポケットティッシュを差し出されるたびに母は立ち止まり、”ないだて〜!ありがとうございます〜”と満面の笑みで深々とお辞儀をし、両手で受け取っていたものでした。
今、私がその年か〜。
あの時は恥ずかしかったけど、あれもまた良いかもなあ、、など思う。
さて、すっかりオオカミ少年でありますが、また日々の制作など綴ってまいりたいと思います。
ワークショップ終了しました♪
マルニ友禅工房型染ワークショップ、昨日無事に終了いたしました。
いらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました♡
マルニは作務衣代わりの綿麻しじらで。
今回のワークショップで染めていただける半衿と麻の八寸帯です(^ ^)
中は衿付きの麻半襦袢を筒袖のまま、ステテコにサボを履いて。
作業着なので快適なら何でもありです。

やり方をざっと説明したら、練習用の生地に各々お好きな型で試し染め。
最初はにじんだりしても、だんだん皆さんコツをつかんでいかれます。
こちらの方は精製インド藍ペーストで。
上手い!
試し布の時点で、ご自分で配置を考え、ぼかしを入れて、にじむことも無くキレのある仕上がりです。

こちらは柳の型をいろんな色で試してから、いざ半衿へ。
生地は近江縮です。

皆さん、どんどん集中していかれるのが見ている私にも伝わってきます。
ものづくりの醍醐味です。


一番先に仕上がったのは小学生の姉妹。
このお二人は、どんどん自分で考え、工夫し、ものすごく情熱的に自由に楽しんでくれていました。
嬉しかったなあ。。。


千鳥の型をクマちゃんの横顔に見立てて、チューしてるんですよ!
可愛い。。
可愛すぎる。。(T T)
お家に帰ってから、試し布でお姉ちゃんはポーチを、妹ちゃんはお人形の洋服を作ったんだそうです。
アーティストです♡
男性も負けていません。
琳派の水面の型を選ばれて、「ピンクにしたいんです」と♪
洒脱なデザインで一世を風靡した光琳もあちらで喜んでいることでしょう(^ ^)

麻のショールを選んだ方は、独特な感性です。
背紋のように、名物裂荒磯文様をどかんと。
裾には水面を。
マルニは個人的に大好きな感じでした。


そしてなんと、秋田からマルニの帯を締めていらして下さった方も♡
何度もメールでやりとりしていた方が実際に目の前に。。。
懐かしい恋人に再会したかのような、不思議な気持ちでした。
マルニの銀の雪文様紫紺色の帯に、青竹色のお着物が鮮烈で。
帯揚げ帯締め帯飾り、ショールのセレクトがなんとも素敵で。。。
そして割烹着で集中なさっているお姿が美しかった~。




この日のマルニからのプチプレゼントは、山形で1番狭いタルトのお店 ピィラッカ~piirakka tart&quiche~さんに作っていただいたチドリのクッキー。
美味しいのはもちろんですが、チドリの完成度が高い!
職人です。
気がちゃんとここに入っているのがよく分かります。

染めの技法や今回の文様の歴史、意味合いなどもお伝えしたくて資料を作ってまいりましたが、ぜんぜん時間が無かった(^ ^;)
不手際ばかりでしたが、参加者の皆さまのおかげてマルニはとてもとても幸せな一日でした♡
手を動かして何かを生み出すということ。
勝ち負けじゃない、正解もない。
自分との対話。
自由。
〝布を染める”という喜びを共有してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次のテーマは「月の野」の予定です♪
いらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました♡
マルニは作務衣代わりの綿麻しじらで。
今回のワークショップで染めていただける半衿と麻の八寸帯です(^ ^)
中は衿付きの麻半襦袢を筒袖のまま、ステテコにサボを履いて。
作業着なので快適なら何でもありです。

やり方をざっと説明したら、練習用の生地に各々お好きな型で試し染め。
最初はにじんだりしても、だんだん皆さんコツをつかんでいかれます。
こちらの方は精製インド藍ペーストで。
上手い!
試し布の時点で、ご自分で配置を考え、ぼかしを入れて、にじむことも無くキレのある仕上がりです。

こちらは柳の型をいろんな色で試してから、いざ半衿へ。
生地は近江縮です。

皆さん、どんどん集中していかれるのが見ている私にも伝わってきます。
ものづくりの醍醐味です。


一番先に仕上がったのは小学生の姉妹。
このお二人は、どんどん自分で考え、工夫し、ものすごく情熱的に自由に楽しんでくれていました。
嬉しかったなあ。。。


千鳥の型をクマちゃんの横顔に見立てて、チューしてるんですよ!
可愛い。。
可愛すぎる。。(T T)
お家に帰ってから、試し布でお姉ちゃんはポーチを、妹ちゃんはお人形の洋服を作ったんだそうです。
アーティストです♡
男性も負けていません。
琳派の水面の型を選ばれて、「ピンクにしたいんです」と♪
洒脱なデザインで一世を風靡した光琳もあちらで喜んでいることでしょう(^ ^)

麻のショールを選んだ方は、独特な感性です。
背紋のように、名物裂荒磯文様をどかんと。
裾には水面を。
マルニは個人的に大好きな感じでした。


そしてなんと、秋田からマルニの帯を締めていらして下さった方も♡
何度もメールでやりとりしていた方が実際に目の前に。。。
懐かしい恋人に再会したかのような、不思議な気持ちでした。
マルニの銀の雪文様紫紺色の帯に、青竹色のお着物が鮮烈で。
帯揚げ帯締め帯飾り、ショールのセレクトがなんとも素敵で。。。
そして割烹着で集中なさっているお姿が美しかった~。




この日のマルニからのプチプレゼントは、山形で1番狭いタルトのお店 ピィラッカ~piirakka tart&quiche~さんに作っていただいたチドリのクッキー。
美味しいのはもちろんですが、チドリの完成度が高い!
職人です。
気がちゃんとここに入っているのがよく分かります。

染めの技法や今回の文様の歴史、意味合いなどもお伝えしたくて資料を作ってまいりましたが、ぜんぜん時間が無かった(^ ^;)
不手際ばかりでしたが、参加者の皆さまのおかげてマルニはとてもとても幸せな一日でした♡
手を動かして何かを生み出すということ。
勝ち負けじゃない、正解もない。
自分との対話。
自由。
〝布を染める”という喜びを共有してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次のテーマは「月の野」の予定です♪
型染めワークショップin山形、開催します♪
えーと、、、一年以上空いてしまいました(^ ^;)
こっそり再開いたします♪
さて、今日はワークショップ開催のお知らせです!
『マルニ友禅工房の図案を型で染める~水辺の文様~』
詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24

型を使って簡単にマルニの図案が再現できちゃいます。
何種類かの型を組み合わせて、自由に配置し、色を考えて、ご自分だけの一点を作ってください。
お着物を着る方は近江ちぢみの半衿をどうぞ♪
柳ひと枝も良し、貝殻を散らすのも良し、チドリを飛ばすのも良し。。

そして麻八寸帯も!
マルニが染めたかのような帯が、あっという間にご自分でできちゃいます。
夏はやっぱり苧麻、そして八寸が楽ですよね❤

お着物を着ない方には、ランチョンマットや風呂敷、ミニトート、扇子などご用意しています。
男性もぜひどうぞ。
奥様へのプレゼントにもぴったりです。(^ ^)

ハンカチ用のヘンプ布もあり。
ヘンプなら、、、ということで、インド藍ペーストで染めることもできます。

型染めワークショップin山形は、月1回くらいを予定しています。
お近くの方、ご参加をお待ちしております❤
詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24
→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

こっそり再開いたします♪
さて、今日はワークショップ開催のお知らせです!
『マルニ友禅工房の図案を型で染める~水辺の文様~』
詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24

型を使って簡単にマルニの図案が再現できちゃいます。
何種類かの型を組み合わせて、自由に配置し、色を考えて、ご自分だけの一点を作ってください。
お着物を着る方は近江ちぢみの半衿をどうぞ♪
柳ひと枝も良し、貝殻を散らすのも良し、チドリを飛ばすのも良し。。

そして麻八寸帯も!
マルニが染めたかのような帯が、あっという間にご自分でできちゃいます。
夏はやっぱり苧麻、そして八寸が楽ですよね❤

お着物を着ない方には、ランチョンマットや風呂敷、ミニトート、扇子などご用意しています。
男性もぜひどうぞ。
奥様へのプレゼントにもぴったりです。(^ ^)

ハンカチ用のヘンプ布もあり。
ヘンプなら、、、ということで、インド藍ペーストで染めることもできます。

型染めワークショップin山形は、月1回くらいを予定しています。
お近くの方、ご参加をお待ちしております❤
詳細はこちら→http://www.maru-2.jp/page/24
→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ



衣裳らくやさんのイベント開催中♪
ただ今開催中のイベントのお知らせです。
銀座かねまつホールにて、衣裳らくやさんの新春恒例イベントが始まっています。
らくやさんオリジナルの純国産の白生地をベースに、石田節子さん秋月洋子さん斉藤房江さんの人気着物スタイリストさん3人がそれぞれ作った一点物の着物と帯が並びます。
今回は、着物、帯と合わせて44点ものオリジナル一点ものが生まれました。
珠玉の逸品揃いです!
私は秋月さんの帯を5本、お手伝いいたしました。
お三方がそれぞれの着物や帯、小物を使ってのスタイリング対決が常時繰り広げられるとのこと、楽しみです〜♪
他に、日本各地の反物、帯、小物も大集結、結城紬の地機織と手組組紐の実演もあります。
今日14時からは、石田節子さんと泉織物代表泉太郎さんとのトークショー。
お近くの方はぜひ行かれてみてくださいませ。
私は松屋銀座の「白洲正子ときもの」展とはしごしようかな♪
1月17日(火)まで
11:00~20:00(最終日のみ17:00まで)
銀座かねまつホール5Fにて
らくやさんのブログ↓
http://www.rakuya.co.jp/staffblog/
寒気が強く、雪もたくさん降っているようですね。
どうぞ皆さまご自愛くださいますよう。





→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

銀座かねまつホールにて、衣裳らくやさんの新春恒例イベントが始まっています。
らくやさんオリジナルの純国産の白生地をベースに、石田節子さん秋月洋子さん斉藤房江さんの人気着物スタイリストさん3人がそれぞれ作った一点物の着物と帯が並びます。
今回は、着物、帯と合わせて44点ものオリジナル一点ものが生まれました。
珠玉の逸品揃いです!
私は秋月さんの帯を5本、お手伝いいたしました。
お三方がそれぞれの着物や帯、小物を使ってのスタイリング対決が常時繰り広げられるとのこと、楽しみです〜♪
他に、日本各地の反物、帯、小物も大集結、結城紬の地機織と手組組紐の実演もあります。
今日14時からは、石田節子さんと泉織物代表泉太郎さんとのトークショー。
お近くの方はぜひ行かれてみてくださいませ。
私は松屋銀座の「白洲正子ときもの」展とはしごしようかな♪
1月17日(火)まで
11:00~20:00(最終日のみ17:00まで)
銀座かねまつホール5Fにて
らくやさんのブログ↓
http://www.rakuya.co.jp/staffblog/
寒気が強く、雪もたくさん降っているようですね。
どうぞ皆さまご自愛くださいますよう。





→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ



『まとふ。かぶく。』の帯たち
銀座かねまつホールにて開催中の衣裳らくやさんのイベント、
『まとふ。かぶく。』衣裳くらべ~歌舞伎~
私がお手伝いさせていただいた帯のご紹介です。
(ほんとにアホで写真を一枚も撮ってなかったので、画像は衣裳らくやさんと秋月洋子さんにお借りしました。)
らくやさんのブログでもご紹介いただきました♪→★
デザインと書はすべて秋月洋子さん。
テーマは「歌舞伎」ですが、それぞれひとつの演目に絞るのでなく、歌舞伎でよく使われるアイテム、小道具がデザイン化されています。
歌舞伎以外の場でもとても映えますね。
↓こちらは傘がテーマ。
秋月さんの書にて、古代文字の雨が表されています。
この雨を受け止めるにふさわしい傘の表情を目指しました。
前柄の片側にはみぞれ雪。

↓こちらのテーマは文。
太鼓には秋月さんの書と筆。
前の片側は書と、もう片側は天紅。
天紅、、、なんて魅力的な響きでしょう❤
秋月さんのラフ画と書から伝わってくるのは、情緒がしたたるような、なのにどこかさばけた、絶妙な美しさ。
そのままを表すべく集中しました。
しかしどのデザインも冴えきってますね!
これ以上、足しも引きもできない。
最初にラフのデザイン画を拝見して、胸を射抜かれました(笑)
それから、秋月さんがデザイン画の向こうに見ているものを私も見ようと。
そしてそれを見失わないように彫り上げるように図案を描き。
その「形」に最もふさわしい衣を纏わせるつもりで、染色の技法とタッチを沿わせました。
書がこのようにデザインの一部として存在する染めを、私は初めて見ました。
書が先か染が先か、せめぎ合いの末(笑)、書が先となり。。
失敗がさらに許されないようでプレッシャーが大きく。。。
が、やってみたらとても面白い経験でした。
『まとふ。かぶく。』衣裳くらべ~歌舞伎~
私がお手伝いさせていただいた帯のご紹介です。
(ほんとにアホで写真を一枚も撮ってなかったので、画像は衣裳らくやさんと秋月洋子さんにお借りしました。)
らくやさんのブログでもご紹介いただきました♪→★
デザインと書はすべて秋月洋子さん。
テーマは「歌舞伎」ですが、それぞれひとつの演目に絞るのでなく、歌舞伎でよく使われるアイテム、小道具がデザイン化されています。
歌舞伎以外の場でもとても映えますね。
↓こちらは傘がテーマ。
秋月さんの書にて、古代文字の雨が表されています。
この雨を受け止めるにふさわしい傘の表情を目指しました。
前柄の片側にはみぞれ雪。


↓こちらのテーマは文。
太鼓には秋月さんの書と筆。
前の片側は書と、もう片側は天紅。
天紅、、、なんて魅力的な響きでしょう❤
秋月さんのラフ画と書から伝わってくるのは、情緒がしたたるような、なのにどこかさばけた、絶妙な美しさ。
そのままを表すべく集中しました。



しかしどのデザインも冴えきってますね!
これ以上、足しも引きもできない。
最初にラフのデザイン画を拝見して、胸を射抜かれました(笑)
それから、秋月さんがデザイン画の向こうに見ているものを私も見ようと。
そしてそれを見失わないように彫り上げるように図案を描き。
その「形」に最もふさわしい衣を纏わせるつもりで、染色の技法とタッチを沿わせました。
書がこのようにデザインの一部として存在する染めを、私は初めて見ました。
書が先か染が先か、せめぎ合いの末(笑)、書が先となり。。
失敗がさらに許されないようでプレッシャーが大きく。。。
が、やってみたらとても面白い経験でした。
白生地に、すでにそこに誰かが存在しているという状況はなかなかありません。
書を感じながら、寄り沿いながら染めていると、響きが生まれてきます。
それ以前に、生地そのものがあるのですが。
そして染めあがったら、着物、小物、着る人、その場の背景、、、と重なり合い、響きあっていくのですね。
石田節子さんがおっしゃっていた、作家さんや職人さんとの関係、信頼し合うこと、託すこと。。
軽やかに自由に、響き合いを楽しんでいきたいです。
そのために、自分の腕と内側を育てていくことが大切ですね。
そして会場風景とトークイベントの様子。
慣れなくてお恥ずかしいトークでしたが、秋月さんと会場の皆さまのおかげで楽しい時間でした(^ ^)
打ち合わせしたわけじゃないのに、秋月さんと良い配色でした♪
他の作品も唯一無二の素敵なものばかり!
思わず膝を打ちたくなる洒脱なデザインといい、熟練でありながら肩の力の抜けた見事な染めといい、たくさんの刺激をいただきました。
そして同時開催の「日本の染め織り」。
これがまた素晴らしかった。。。
宮古上布、紅花紬、、、見ていると泣けてくるような、尊い貴重な布がこんなにもたくさん!
こんな機会はなかなかありません。
じーっくりたーっぷり、拝見して触れてお話を伺ってきました。
今回の帯の土台、「富岡こがね」もまた、素晴らしい生地でした。
非常に綺麗で、きちんとした印象もある。
なのに、とても大らか。
包容力があって拒絶する感じがない。
根っこがしっかりしていて揺るがない。
漠然と個人的な印象ですが、染め手としてこのように感じました。
「染め」とは、煩悩に属するもの。。。
と、思うことがあります。
お蚕であれ麻であれ木綿であれ、命をいただいて人が手をかけ、布となる。
それは尊いありがたいものであり、そのままでも用足りるのだけれど、人はそこに色と模様を施そうとする。
草木染などは、やはり命をいただくのであり、もとは医食同源ならぬ医衣同源の意味もあり。。
なので私は、白生地に向かう時、布の尊さを汚すことのないようにといつも緊張します。
しかしその煩悩というのがまた、生きる歓びそのものなのでしょうね♪♪♪
季節を花を子猫を、自分を愛で、生きることを楽しみ味わうこと。
くちびるに歌を、心に太陽を♪
石田節子さん率いる衣裳らくやさんは、古い良いものを知りつくして現代に生かしながら、未来を見据えて純国産絹に取りくんでいらっしゃいます。
過去も未来も自由に飛び交いながら、「今」を提案なさっています。
『まとふ。かぶく。』展、銀座かねまつホールにて、31日(日)は20:00まで、最終日1日(月)は17:00まで。
お近くの方はぜひ行ってみてくださいませ(^ ^)
→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ

書を感じながら、寄り沿いながら染めていると、響きが生まれてきます。
それ以前に、生地そのものがあるのですが。
そして染めあがったら、着物、小物、着る人、その場の背景、、、と重なり合い、響きあっていくのですね。
石田節子さんがおっしゃっていた、作家さんや職人さんとの関係、信頼し合うこと、託すこと。。
軽やかに自由に、響き合いを楽しんでいきたいです。
そのために、自分の腕と内側を育てていくことが大切ですね。
そして会場風景とトークイベントの様子。
慣れなくてお恥ずかしいトークでしたが、秋月さんと会場の皆さまのおかげで楽しい時間でした(^ ^)



打ち合わせしたわけじゃないのに、秋月さんと良い配色でした♪
他の作品も唯一無二の素敵なものばかり!
思わず膝を打ちたくなる洒脱なデザインといい、熟練でありながら肩の力の抜けた見事な染めといい、たくさんの刺激をいただきました。
そして同時開催の「日本の染め織り」。
これがまた素晴らしかった。。。
宮古上布、紅花紬、、、見ていると泣けてくるような、尊い貴重な布がこんなにもたくさん!
こんな機会はなかなかありません。
じーっくりたーっぷり、拝見して触れてお話を伺ってきました。
今回の帯の土台、「富岡こがね」もまた、素晴らしい生地でした。
非常に綺麗で、きちんとした印象もある。
なのに、とても大らか。
包容力があって拒絶する感じがない。
根っこがしっかりしていて揺るがない。
漠然と個人的な印象ですが、染め手としてこのように感じました。
「染め」とは、煩悩に属するもの。。。
と、思うことがあります。
お蚕であれ麻であれ木綿であれ、命をいただいて人が手をかけ、布となる。
それは尊いありがたいものであり、そのままでも用足りるのだけれど、人はそこに色と模様を施そうとする。
草木染などは、やはり命をいただくのであり、もとは医食同源ならぬ医衣同源の意味もあり。。
なので私は、白生地に向かう時、布の尊さを汚すことのないようにといつも緊張します。
しかしその煩悩というのがまた、生きる歓びそのものなのでしょうね♪♪♪
季節を花を子猫を、自分を愛で、生きることを楽しみ味わうこと。
くちびるに歌を、心に太陽を♪
石田節子さん率いる衣裳らくやさんは、古い良いものを知りつくして現代に生かしながら、未来を見据えて純国産絹に取りくんでいらっしゃいます。
過去も未来も自由に飛び交いながら、「今」を提案なさっています。
『まとふ。かぶく。』展、銀座かねまつホールにて、31日(日)は20:00まで、最終日1日(月)は17:00まで。
お近くの方はぜひ行ってみてくださいませ(^ ^)
→染帯名古屋帯~マルニ友禅工房WEBショップ


