Webショップ開店紹介後、初のブログ更新です。
この筆無精をなんとかせねば・・・。
今日は、
Le Classiqueさんとの初コラボ帯のご紹介です。
Le Classiqueさんのデザインを、当方が染め上げました。

原画の空気感を表すべく何度も試作した結果、たどり着いた技法は “色糊”。
簡単に言えば、染料を混ぜ込んだもち米糊で模様を伏せ、色を生地に移しとる方法です。
シンプルなデザインなので、染料で素描きにしたり、アクリルやダック、ロウを使うという手もあったのですが。
原画の持つ独特の余韻、心地よさ、やわらかさ、素直さ、質感、・・・などを、どうやったら染色という技法で表せるか、私としてはチャレンジでした。
手の込んだものは結構やり尽くしてるのですけどね。
こういうごまかしの効かないものは、とても難しいです。
シンプルだけど、目に快感を与える布にしたかった。
結果、と~っても気持ちのいい帯が出来上がりました!
生地の段階から打ち合わせたかいがあり、浜紬の質感もぴったりです。
飽きがこず、何にでも合わせやすそうだし。
ふんわりしているのに、存在感があるし。
ガチガチの職人に新たな可能性を拓いてくださった
Le Classiqueさん、感謝です!
で、その
Le Classiqueさんのご紹介。
京都の町家にある、うつわ きもの 雑貨のお店です。
品揃えが、なんというか、胸に響きます。
現代作家さんのうつわとか、木綿の着物地とか、さりげないけれど “特別なもの” ばかり集めてある感じです。
気負わずに生活にとり入れたら、なにげない日々がちょこっと幸せになりそうで、密かにWebショップを心待ちにしているんです。
そして妙に惹かれるのが、古いヘンな物(し、失礼だよ?)。
宝物に感じられて、愛おしくて、手元に置きたくなるんですよね・・・。
京都近辺の方はもちろん、京都へご旅行の時はぜひのぞいてみてください。
町家を楽しむにも、特別なお土産をゲットするにもぴったりな感じです。
うつわ きもの 雑貨 Le Classiqueバイヤー日記うつわ きもの 雑貨 Le Classique店長日記