いすみ市の仮住まいにて、子供会に入っています。
その子供会の行事で、親子ゴミ拾いが行われました。
まだ引っ越してきたばかりなので、顔を覚えていただくために、家族4人で参加です。
参加親子が二手に分かれてゴミ拾い開始。
小学校や地区会所のある県道を一歩入ると、そこはもうトトロの世界♪

蛙とホトトギスの声、そして懐かしい匂いの風が吹き抜けます。
男の子達はもちろん生き物探しに夢中。
3年生の長男(水色のTシャツ)が、ブッシュマンに見える瞬間です(笑)。
ゴミなんてほとんど落ちていません。
でも放射能は落ちているのかな・・・。
農薬や除草剤は、近所の方とおしゃべりするとだいたい教えてくださいます。
放射能は分からないけど、見えもしないけど、放射能のことを思い出すと、心地よい景色によどんだ膜がかかったように感じます。
しんどい・・・。
なので、放射能について、
情報を得る時は真正面から多方面から逃げずに捉える、
自然の中で過ごす時にはキレイさっぱり忘れる、
という使い分けをするように心がけています。
忘れるわけにはいかない状況にある方々もたくさんいらっしゃるのに、こんなことを言ってよいのか分かりませんが・・・。
“生きる”ということの中で、何を最重要とするか、そのために何をどこまで犠牲にするか、心のバランスをどうとってどんな行動をしていくか。
現実が曖昧だと、自分と向き合う必要がより多くなりますね。
マルニは子供の頃から、迷ったらほっぽり出して、無意識の自分が勝手に動き出すのを待つ癖がありました。
でも、息子達を前にすると、大人の責任というものがのしかかってきます。
皆さん、がんばりましょうね!!!
~染め帯なごや帯~マルニ友禅工房


