6月4日、子供会ゴミ拾いの後の夕方のこと。
いすみ市山田地区の、源氏ぼたる観賞の夕べ&ほたる祭りに行ってきました。
いすみ市の山田川周辺は、源氏ぼたるが多く自然生息することから、市ではこの区域を「源氏ぼたるの里」に指定し、大切に保護しているのだそうです。
マルニ家唯一の車、白い軽トラにて家族4人ピストン輸送です(泣)。
着いてみるとかなりの車の列。


少し高台になっているところには屋台が出ています。
そこから周りを見渡すと、一面の田園風景。
あっちも・・・

こっちも・・・。

上を見上げればひこうき雲。

日暮れが近づくと、ホタルを目指してめいめいがぞろぞろと田んぼ道へ・・・。

360度この風景って、すごいです。
風の感じとか、鳥の声とか、空の色とか・・・。
そして、日暮れを目指して人々が散らばっていく様子はまさに、
横溝正史の世界・・・。
ぞくぞくする~。
屋台で腹ごしらえを済ませ、マルニ家もホタルのいそうな田んぼを目指して移動です。


やがて真っ暗な田んぼ道を、人の波の気配を頼りに進んで行くと・・・
いたいたー!

・・・・・・・・・・全然見えないですね。
写ったとしても、この感動を表すのは到底無理かと思いますが・・・。
素晴らしいです。
感動です。
無数の星が、ちらちらと点いては消え、ゆらゆらと立ちのぼり、時に申し合わせたようにいっせいに舞い上がります。
とにかく数がすごい・・・。
マルニも子供のころは、実家山形の裏の田んぼにホタルを見に行ったものですが、これだけの数がいるとまさに別世界ですね。
人の話によると、夏になると田んぼに農薬を撒くからみな死んでしまうから、近くの小学校等で世話をし、この時期に一斉に孵化させるとのこと。
(確認はしていません。)
人の手が入っているという時点で、普段のマルニなら多少テンションが下がるところですが、それを感じさせない幻想の世界です。
難点といえば人が多いことかな。
たった一人でここにいたら、異世界に行っちゃいそうで怖いです。
人が少なめになる日時や場所はだいぶ目星をつけたけど、それは内緒♪
マルニ家の新居を建設中の土地の近くでは、夏に野生のホタルがぽつぽつと見られるそうです。
それも楽しみだなあ。
~染帯*名古屋帯~マルニ友禅工房


