着姿のご紹介もひとつで止まっていますが、、、(^ ^;)
新作帯が3本仕上がりました!
冬にぴったりの帯3本♪
以前とりかかり、お誂えを優先にして置いてあったものです。
未だお待たせしているお誂えもあって恐縮なのですが、マルニが使っているもち米真糊、大豆呉汁、ふのり、、、それらはとりかかったら刻一刻と変化するものですので、置いておくと言っても限度があり。。
それぞれの状態を見て、機を見計らって取り組んでいます。
懐かしくてまたまた雪を染めてしまいましたが、今あちこちで雪の被害が相次いでいますね。
なんだか申し訳なく。。。
雪国の皆さまもそうでない皆さまも、どうぞお気をつけてご自愛くださいますよう。
最近SNSで、着物好きの方々の様子を楽しく拝見しています♪
つくづく着物文化、染織文化とは、それ自体が幾重にも織りなされた生きた錦のようだと感じます。
長い時を経てはぐくまれたさまざまな織物、さまざまな染め。。。
作り手の軸で言えば、悉皆屋さんを中心とした職人さん達によるもの、それぞれの地域で受け継がれるもの、作家さんの一点もの、新しい感覚で新しい行程で作られる洋服感覚のもの、そしてそれらがもう一度生まれかわって誰かにまとわれるお下がり、古着。。。
別な軸では、絢爛豪華な伝統文様から自由で楽しい普段着、茶席的な品格、粋筋の洒落、そして畑仕事にはげむ懐かしい祖母のモンペ姿。(*^ ^*)
いろんな軸が幾重にも交差して織られ続ける壮大な錦の中で、私はミクロでも見えない極細の一本の糸。
着手としては、楽しく色を変えて泳ぎ回り。。
作り手としては、大きな流れの中で巡り合った、いま目の前にある小さな自分の仕事を、未熟であってもそれも役割として、ただ心を込めて仕上げる。
毎日毎日ひとりで布に向かう日々、そんなことを思うとなんとなく心強く、わくわくします(*^ ^*)



詳細はマルニ友禅工房Webショップからご覧くださいませ。
http://www.maru-2.jp/~染帯*名古屋帯~マルニ友禅工房
