今回は以上の2本です。
*新古絽墨色地なごや帯/波千鳥*
生地は、五泉産の絽。
端の方に少しシミが出ているので、きれいなところだけ使います。

地色は墨色。
黒より風情があって、合わせやすい良い色です。
白抜き疋田の波に、同じく白抜きと本銀箔の千鳥。
もうひと声、ありそうでない感じが欲しくて、琳派風の船頭さんも登場してます。

波うさぎと同じく、もち米糊による白抜きがいい感じです。
糊水が出て、模様のまわりの地色が微妙に濃いですが、それもいい味になっています。

前部分。

*コーディネート例*
Le Classiqueさんのお着物(綿と麻、12,000円)に合わせて。
いいですね~!!!
“着物姿は夏に極めり”と聞いたことがありますが、夏着物って本当に惹かれます。
綿麻なら、気負いなく普段きものを楽しめますね。
帯は、着物の季節を半歩先取りといわれますので、単衣の後半から締められます。(と思います。)
